最終回 天地人 [天地人]

よーーーやく終わった、天地人。

面白さや魅力は全くないのに見続けなければいけない苦痛から…ようやく解放されました(笑´∀`)

もう最終回までつっこみどころ満載で(満載すぎるからもうつっこまない)、兼続の凄さなんて何一つわからないままでした。

75分拡大なんてまっっったく必要なかった。むしろ30分で充分。あ、9時またぎは加藤清司郎くんでした。だってもうこの子に頼るしかないもん…。
そしてカネタンの最期。縁側に座ってるシーンで「まさかここで…、いやいやだって高嶋そーえもんパパでその手は使ったから、そりゃあない…でしょ…そんなまさか…」と変な心配でハラハラしてたら。
やっちまったーーΣ( ̄□ ̄)!
【完】

みなさまお疲れさまでした。

さ、次は「坂の上の雲」楽しみ。ACTIONツアーで愛媛に行ったときにミュージアムも寄ってみたし。あれからもう2年かぁ。

来年の大河「龍馬伝」予告。
んー、内野聖陽さんが見事すぎて福山さんが薄い!
福山さんがどこまで追いつけるかが見ものです。

まさかの登場人物 [天地人]

天地人・・・今はもう「何かをしながらとりあえずチャンネルだけ合わせてなんとなく観る」というスタンスなので、話の展開や登場人物のセリフもほとんど記憶にとどめない状態です。じゃあ観るのをやめろよ、という感じなのですが特別他局で見たいものもないし、ここまできたら最後までと後に引けない自分がいます。

そんなどーでもいい天地人ですが、今回は思いもよらない出来事が!!!

『政兄が出たーーー!!!!』

沼津城が出て「あぁ、景虎さま・・・」と今は亡き方を思い出し、紅い月がでて「あぁ、景虎さま・・・」と追い討ちをかけるかのような演出に感慨深くなってたところ、伊吹吾郎氏政兄が登場!!
えーーーーーー政兄でるの[exclamation&question][exclamation&question][ダッシュ(走り出すさま)]ですよ。もうてっきり氏政兄は登場しないまま天地人は終わるものと思っていたのに。しかもキャスティング伊吹吾郎さんとかすごっ[どんっ(衝撃)]格さんだぁぁぁ。

なんで今頃になって・・・・。なんで御舘の乱の時に出さなかったの?伊吹政兄に景虎さまのことを語らせるのであればあの時に登場させなきゃ。もう本当に意味不明の天地人[バッド(下向き矢印)]


木村佳乃お涼さん、美しい。木村さん好きです。あの意志の強そうな目に魅せられます。

まぁ、相変わらず話の内容は・・・・ひとつも興味がそそられない、どーでもいいんじゃないのということ満載でした。御舘の乱後の上杉の歴史を知らない者としては、『天地人』景勝と兼続を題材にしたはいいが、この二人にはこれといってクローズアップするような歴史の流れが何もないからこんなくだらない話をだらだら流すしかなかったのか・・・と思ってしまいます。
きっとそんなことはないんでしょうが、天地人を観てるとそうとしか思えなくなる・・・
不憫上杉主従

石原良純福島正則、石原良純さんも好きです。そしてマユゲ良純さんらしい福島正則に笑いました。ただ、福島正則好きは怒り狂いそうだなぁ。私は好きですけど。

木村さんがマユゲを投げ飛ばすシーン(それまでの一連の流れも含めてですが)、思わず脱力。
あーー、やっちゃった。大河でやっちゃった。「脱力」ってほんとにできるものなんだ。ご飯を食べながら見てたんですが、一気に肩から力が抜けて崩れ落ちたよ。


第17回「直江兼続誕生」+電王 [天地人]

直江、日付変わってしまったけど5月3日ハピバ♪
大河がもう一話分ずれてたら義明さんの誕生日の日に、直江死亡の回が放送されたのね。

先週の大河ですが、直江がお亡くなりになるシーンを割りと丁寧に描かれてましてビックリ。さぁこれで大河も終わりか・・・ふぅやれやれ。と思ってましたが、意外と普通におもしろく見ることができました。あれ、今までのあの見るに耐えないイライラ感は一体何だったのか。タイミングがタイミングだけに景虎様御一行に思い入れが強すぎたせいだったのか、という不安が浮かんでまいります。

お船はでしゃばりすぎず、カネタンはキビキビ働き、景勝はしっかりした殿っぷりを発揮し。テンポよく話が進んでいたかと思います。
そっか、そう思えるのは予備知識が何もないからか。「ここはこうなるはずなのに!なんでここをこういう風に表現しないんだ」と考えることがないですからね。もしかしたらこのまま天地人を見続ける可能性は高いかもですね。見てももう感想は書きませんが。



東映ヒーローMAXスペシャル DEN-O + DECADE (タツミムック)

東映ヒーローMAXスペシャル DEN-O + DECADE (タツミムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2009/04/22
  • メディア: 大型本


あまりに電王熱が上がりすぎてこんな本を買ってしまいました。
もちろん電王で良太郎(小太郎)役をしていた溝口君のインタビューもありました。景勝の子役時代よりもまたさらに成長してました。伸び盛りだよね。今回は佐藤健がいない状況を任されてるわけですから普通に考えてめちゃくちゃ大変なはず。良太郎=佐藤健しかいない!って思ってる人がたくさんいる中、良太郎を演じないといけないですからね。

そして関さん・デネブ芳忠さんの対談。ラブリーおやじたち。何がラブリーって、あなたがたの対談がめちゃラブリーですから[黒ハート]しょっぱな関さんが爆弾発言。「溝口君と久々に再会した印象は?」という質問に「天地人を観ていたので久々って感じはしなかった」と・・・・。観てるんですかー(喜)景虎様をちゃんとチェックされてたんですかーー!!いや、ただ単に『いつも大河ドラマを観てる派』かもしれませんよ。でもね~誰よりも景虎様を演じてきた方が「天地人」を観ていたという事実に感激。「小太郎、がんばれ小太郎」と思いながら「景虎、がんばれ景虎」てなことも思ってたんじゃないかと思うとニヤニヤが止まりません。
「天地人」を観る関さん[ぴかぴか(新しい)]ラブリー[揺れるハート]

第16回「信玄の娘」 [天地人]

おっと、直江生きてるやん!

てっきりこの回でカネタン&お船の呪いにより亡くなると思ってたのに。刺されて瀕死の状態で終了するとわ!
20時35分になっても襲われないから「あれ!?直江…いつお前は…?」と変な緊張感を持ちつつ構えておりました。

直江~がんばれ~!あとちょっとだよ。


もうほんとに見るのに疲れたんです。早く終わって~(ボソッ)


あ、景虎様ファン(というより高耶さんLover)のみなさん、この大河での消化不良の想いは現在放送中の「BOSS」を見ればスッキリ晴れますよ!見てない方は是非是非ご覧あれ。
タマテツが美味しすぎます(*´д`*)彼の表情がたまらずニヤニヤが止まりません。身悶えしつつ毎週見てます。

第15回「御舘落城」 [天地人]

くやしい・・・泣けなかったorz(←人生ではじめて使ってみた)
ところどころウルウルはしたんだけど(まぁ景虎様の苦しそうな表情のところだけですが)、ティッシュもスタンバイでかまえてたんだけど涙が流れなかった。
感情移入したいのにとにかく色んなシーンで冷めてしまってダメでした。あぁぁ、本当にくやしいなぁ。
2年前の春。2009年の大河ドラマは「天地人」だということが発表されてからというもの、この回をどんなに楽しみにしてたか。絶対に号泣するはずだと思ってたのに。
ある意味すごいよね、この大河。ここまで見事に期待を裏切ってくれるとは思わなかったorz orz orz。

ん~、勝手に妄想しすぎたのかしら?
景勝方と景虎様方の戦い。景虎様、華ちゃん、道満丸の最期。いくら景虎様贔屓であっても一方的にこちら側を美化した妄想(期待)はしていなかったはずなんだけど。
この御舘の乱は、どちらとも正義で、どちらとも悪だったという風に描いて欲しかった。いやどちらかに偏った風には描いてなかったたとは思うんですが、なんだろう、このかゆいところに手が届かずかっゆぅぅぅぅいまんまの感覚。

「悪」の部分をどちらともにも表現させなかったのが原因でしょうか。「悪」っていうと語弊がありますかね、「非情」とか「冷徹さ」とかかな?そういった部分をどうでもいいようなキャラに背負わせたり、言い訳でごまかしたり、変な台詞回しでなかったことにしたり、お互いをかばいあわせたり。したことに対しての責任を主要人物たちに一切負わせてない。その結果すべてが偽善の塊のように思えて、『どん引き』ならぬ『どん冷め』。

さすが「どんど冷め」脚本家。

「御舘落城」の回なのに、「はぁ?」「えっ」「なんでここを」とイライラムカムカしながら見てしまったよ。

「はぁ?」の代表はカネタンのやること言う事・・・ほとんどです。カネタンも妻夫木くんも悪くないのにこんなこと思っちゃってゴメンナサイ。なにもかもあなたを義の人・いい人にさせてしまおうという話の流れが悪いんです。

「えっ」は、いろいろあるんですが、ありすぎるんですが、あえて挙げるとすれば、「すべて遠山のせいにしやがった」ということでしょうか。結局景勝も景虎様も悪くなかった、遠山が仕組んだせいだ、と。なんだそれ。いいじゃん景勝方の兵が仕組んだことでも。あーーーー冷めた。この言い訳するときのカネタンにも激冷。

「なんでここを」は、景虎様の「われ、生きすぎたり」をカーネーツーグーが代弁したこと。ありえなくない?ありえなくない?ありえなくない?
スミマセン、3回言ってしまいました。なんでこのセリフを景虎様に言わせない?信じられない。このセリフを言いながら死んでいくのではないのですか?しかも死ぬシーンないし。なんでこんなに綺麗に見せようとするかね。
あぁ、タマテツの表情と声で「われ、生きすぎたり」聞きたかった。


すべての救いはタマテツが美しかった。ただそれだけです。
もう来週からはお会いできないのですね。もう見る価値はない・・・・けど、直江が××させられるとこまでは見届けます。なんだ、この見るのが苦痛なのに見なくちゃいけない状態。しょうがない、こればっかりは自分に課した義務だ。

さぁ、この大河の続きの邂逅編でも見ましょうかね。ストレス発散!!


真皓き残響 夜叉誕生〈上〉―炎の蜃気楼(ミラージュ)邂逅編 (コバルト文庫)

真皓き残響 夜叉誕生〈上〉―炎の蜃気楼(ミラージュ)邂逅編 (コバルト文庫)

  • 作者: 桑原 水菜
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2001/04
  • メディア: 文庫



タグ:炎の蜃気楼

第14回「黄金の盟約」 [天地人]

ちょっと先に15回のを書きますので・・・

第13回「潜入!武田の陣」 [天地人]

いまさらですが・・・

とりあえず。感想を。

「チェンジ  change」オーバーマ。ノッチ。

カネタン19才
景虎様25才
景勝24才 

うん、この回の「よくできました」は、現在放送中の彼らが何歳のときの出来事かを改めて説明してくれたことでしょう。うちのダーはかなり驚いておりました。景虎様が一番年上で、カネタンがまだ10代であることとか、何よりも景勝が景虎様より年下で、まだ24才ということに。
そんなに若けりゃ、まだまだ一人の人間としての魅力なんて備わってないわな・・・と無理やり納得させる材料になるのでは?

話の流れとしては・・・
【景勝側】
北条・武田が攻めてくる。なんとかせねば!ということで名乗り出たのが栗林家老。
栗林「私が上田で北条をくいとめます」
他「わしも」「わしも」ワラワラ。
栗林「みんなありがとー。殿のために働けるのは幸せじゃ、お前たちはここで殿をお守りするのだ」
他「(涙)」
栗林「みんなよく成長した。みなはわしの子供のようなもんじゃ、死に急ぐでないぞ」

くっさい。なんでこんなところでお涙頂戴劇が始まるの?しかも涙のかけらも出ないよ。なんて安い芝居なんだ。あ、役者さんは悪くはないんですよ。戦場場面を出して、景勝側が武田・北条に攻め込まれてピンチが迫っている臨場感やら、その戦地に向かうことがどんなに危険かを私たちにも感じさせる演出があれば、「あぁ、栗林はここで命を落とすのか・・・」という想像をかきたたせることもできただろうし、他の仲間たちの見送る苦しみやら、是非自分も共に戦い、景勝を守るために命をかけたいという想いも伝わってきて『ほろり』となったかもしれない。

なにもかも肝心なところを描いてきてないからこんな風にしらけた感じでしか見れない。だってさぁ、御舘の乱真っ最中なんでしょ?争ってなくない?戦中だってことを全然感じられないんだもん。みんなそろって陰でこそこそ根回ししてたり、悶々と悩んで他の人の意見にふりまわされごちゃごちゃして、何やってんのよあなたたち・・・って印象しかないんですが。

【景虎様側】
せんとーいん「北条・武田の本当の狙いは、そなた(景虎様)の味方をするフリをして越後を乗っ取ろうとしてるのですよ、だまされてはいけません」
華ちゃん「武田はそーかもしれないけど、北条は景虎様の為に加勢してくれているのです」
せんとーいん「北条は幾度となく約束を裏切ってきた、ご実家とはいえ信用してはいけません」
景虎様「義母上、心配なさらずともすべては承知の上。兄の野心を利用しているだけです。あの怪しい遺言を偽物だとみんなに信じさせるためであれば手段は選びません。」「すべては騙し合いと思ってますゆえ」

せんとーいん「(そこをつかれると痛いわぁぁぁぁぁぁ)」
華ちゃん「すべては兄上のせい。御屋形様亡き後、景虎様は兄上の家臣として生きようとしていたのにそれを信じなかった」「華だけは殿をどこまでもお信じいたします」

なんだろ?ただの贔屓目かしら?景虎様、華ちゃん夫婦からは自分の信念というものを強く感じる。景虎様は違う方向に曲がってしまったけど、そこから真っ直ぐと自分の覚悟を決めている。華ちゃんにいたっては、ただ自分は殿(景虎様)を信じる、どのような道に景虎様が進もうとしても自分はそれに添い遂げるのみ!という一途まっしぐらな覚悟。

「天地人」主人公側の人間達を誰よりも敵のように感じるのはミラージュを読んでたせいなんですか?主人公に正義を全く感じないのは景虎様のことが好きすぎるからなんですか?わからないー。「花の慶次」や「戦国BASARA」を見てきた人は、こんな大河のカネタンでも私には見つけだせない魅力を感じれているんですか?誰か教えてください。

カネタン仲間、負け戦になるかもという不安から軽い話でテンションを強引にあげていきます。
そんな様子を見たカネタンはそーえもんパパに愚痴ります。
パパ「そなたは戦が嫌いなようじゃのー、わしもそうじゃ。ただ侍はいざというときは命をかけて戦わなければならない。わしはお蔵を守って、戦場に行く仲間を送りだすのみ」・・・・え・・・・どの口が・・・・てかあなたがこの戦いを仕掛けた張本人なのに、それわかってるの?おまけにそんな状態にしといて自分は後方でお蔵を守ると・・・。戦いには出ないよー♪と・・・。あの、脚本家のかた、そーえもんパパがカネタンを本丸奪取へとそそのかしたことをお忘れになっているのでしょうか?こんなセリフを吐かせるってことはあのシーンまったく必要なかったよね。矛盾、矛盾がいっぱいだ。意味がわからん。

信長さんより、初音さんが真田の娘ということが発表されました。


カネタン、武田・北条軍を打ち破るためにいろいろと策を練りますがいい案が浮かびません。そこで弟与七くん「(ボソリ)武田を味方につけるしかないよね」。カネタン「(キラリ☆それだ!!)」

だからなんでこの突拍子もない案を、カネタンが考え付いたことにしないのか?カネタンは人が出した案を熱弁ふるって押し通す役目のままでいいのでしょうか?熱さだけじゃ賢さは伝わってまいりませぬ。その人が考えた出したことだから、その人なりの「義」っていうのも感じられるだろうに。

【直江家】
爆笑TIMEがやってきた。冷め切った夫婦。妻の心が一向に自分に向けてもらえないご様子。ですが自分から歩みよろうとするナホヘ・・・なんか山下さんの目が若干潤んでるようで、その表情に不憫さがいっそう募ってこちらまで目が潤んできそうです(笑いのせいもありますが)
どんだけ情けない役回りなんだ。
で、がんばった直江ですが、カネタンLOVEお船は早速その晩カネタンと二人の時間を楽しみます。なぜカネタンがあんな場所にいたかなんて考えてはダメです。あれ・・・直江屋敷にいたんですよね?

カネタン、上杉領を手土産に武田に和睦を求めて向かうことになりました。古株の吉江さんはカネタンのやり方に到底納得できません。長年の宿敵武田に頭を下げ、なおかつ領地の手土産つき。そんなことをして勝ったとしても、それは上杉の義ではない、と。悔し涙を流します。

武田の陣で、高坂とご対面。こーさかフラッフラ。顔面蒼白。これこそ死直前のご様子。ゲホゲホ咳き込んでるし。ですが優秀なる老兵。眼力、にじみでる迫力はハンパないです。
そして交渉ですが、あっさり話はまとまり終了。領地のプレゼントはいらなかったんじゃない?


武田は景勝側と手を組んだはずなのに、景虎様に北条・武田の軍が春日山を打ち落とすために動き出した報告が入りました。カネタン失敗か!?

第12回「命がけの使者」 [天地人]

御舘の乱開始。
兵糧が尽きかけてる景勝軍。カネタン閃き桑取へ協力求め単身で乗り込みます。途中でお困りのばあちゃん(草笛光子さんをばあちゃんって呼ぶのはなんだか失礼な気がする)を助けます。キーパーソンなのは間違いないし、ベッタベタな展開が待ち受けてるのがすでに見えてくる…。カネタン自分の刀を預け、「話し合えば気持ちは通じる!」と自らの命を武器に立ち向かい、桑取衆に喝を入れ見事虜にしちゃいました。

お手柄カネタン。「それでも上杉の侍か!」と迫力も十分でなかなか良かったかと。今更感はありますが、「さすが兼続」ってセリフが似合うように地道に実績を積んでいって下さい。


一方景虎様方。
実家の政兄より「すぐに援護を向かわせるぞ」というお手紙をいただきます。遠山に「よかったですね~、すばらしい兄上だ」と言われるものの、これまでのことを思うととても信じられない。「わしを助けるためじゃない、利用するためなんだ。援護なんていらない!」と手紙をぐしゃり握りつぶします。残念政兄、想いはサブローには届かなかったよ(;´д⊂)
そんな景虎様の想いを知ってか知らずかわかりませんが、政兄は武田へ景虎様方への協力要請を行います。高坂は「よくお考え下さい、亡き御館様も困った時は上杉を頼れ、上杉は裏切らぬと申してました」と勝頼坊ちゃんを止めるが、坊ちゃんは「父が倒せなかった上杉は俺がたお~す!」と意気込み北条の要請を受け入れます。あ、後に景勝の奥さんとなる菊姫初登場。

よしよし、上げて落とす。景虎様の悲劇まっしぐらの土台ができつつあります。

カネタンが桑取を味方につけたと知らされた後、ブラック景虎様降臨☆ミ
か、か、か、かっこいい(´∀`*)
やばいよ玉鉄。似合いすぎ。ホントにホントに景虎様やってくれてありがとう。

「まずはカネタンの故郷上田庄を叩き潰してくれよう」とあんなに嫌がってた実家北条の助けを借りることに。
悪だ。完璧に悪役に染まってきてる((o(^-^)o))そうやって憎んで憎んで寂しさ募らせて怨霊大将への道へ進んでいって♪



そのまた一方の直江家。
ドロドロ昼メロ展開中。
今回も不憫直江。
嫉妬直江。
役不足直江。
さすが直江。
ドンマイ直江。
もー、最高。絶対に必要ないシーンだと思うのよ。だってこんなとこ放送したって天地人ヒロインお船のプラスにならないでしょ。夫がいるのに誰がどう見てもカネタンlove[黒ハート]
カネタンはプライベートでもお仕事でもあっちこっち引っ掻き回すトラブルメーカーな人物ですね。

おかげでかわいそうな直江が見れてこちらは満足です。
タグ:蜃気楼 景虎

第11回「御舘の乱」 [天地人]

ついにこの日がやってきた。
御舘の乱(泣)

今回は演出がいい意味でまとも☆☆今まで色んなドラマとかを見てきたけど、ストーリーに興味がもてなくて見なくなるドラマはあっても、演出に耐えられなくて見るのが苦痛になることなんてなかったから、今回の大河はどうしたものかと思ってましたが・・・演出によってこんなにドラマって変わるものなんですね~。演出家の重要さというものを「天地人」によって初めて気づかせていただきました。
(まぁ「天地人」は脚本家と演出家が私の趣味ではなかったというダブルパンチのためでしょうけど)

そんなこんなで今回の大河ドラマの中でもっとも重要な局面のところをイライラせず見れたことがまず良かった。


激怒の景虎様がカネタンに対し刀を抜き一歩、一歩と近づいていくシーンから始まりました。
怒りの顔も美しー。眉間、鼻にしわが深く刻まれ、ヒクリとつりあがる。上目遣いで睨み付ける様なんて・・・もう綺麗過ぎてたまりません。
「斬っちゃえ、そのままカネツグを斬り捨ててしまえ」なんて今年の主役に対して大変失礼なことを心の底から願いながら景虎様を応援。カネタンの腕に切りつけたときには「やった!(喜)」、仙桃院がかばいに出てきたときには「邪魔をするな(怒)」と。カネタンが「今回のことは殿(景勝)は悪くないんです、ボクが悪いんです。」と申してましたが、そーだよ、お前のせい(樋口親子のせい)だよ。景勝にだってあんな苦しそうな表情をさせて、おまけに自分(景勝)が引けば景虎との戦いは避けられるのではないのか、なんて武将として情けない言葉を言わせる羽目になってるし。


「信じてくれる者をわしは裏切らぬ」
今までの生い立ち上、人をなかなか信じることができない、それゆえお互い複雑な立場でありながら信頼関係を築くことができた相手景勝に裏切られたことにより深く傷ついた景虎様。華ちゃんにも先週あんなこと言われてしまったため、誰も信じられないと心を閉ざしていたところに、「景虎様についていく」と言ってくれた景虎派の家臣達。純粋に景虎様を慕っていた人の他にも、それぞれの野心・保身のために景虎様についたほうが得だという人たちもいたでしょうが、ずらっと並んで自分を必要と言ってくれてとてもうれしい・・・というか救われた気持ちになったんじゃないかと思います。
そのときの表情がなんだか子供のようにも見えて・・・涙涙涙

先週、今週と景虎様が「裏切られた裏切られた」と何度も言ってるので、「戦国の世の中なんだから裏切りなんて当たり前のようにあることじゃないか、なんて女々しい男なんだ、情けない」って印象を持ってしまう視聴者も多いんだろうなぁと思ってしまいました。
この辺もね、景虎様の幼少期からの扱い、実家北条の親兄弟との関わり方を10分でもいいから今までの回のどこかで演出してくれてたらこんなにまで『裏切り』『信頼』に敏感で固執する景虎様の気持ちを理解することができただろうに・・・ともったいない感じがしました。もちろんそういう伏線は景虎様だけじゃなくて景勝やカネタンも描き足りない部分がたくさんあったと思います(それをこの作品はしてこなかったから彼らに感情移入ができない)。
景虎様に関してはミラージュでその生い立ちを知ることができたからものすっごい感情移入して号泣しながら見ることができてますが。景虎様が発するささいなセリフでも今までの彼の境遇や、康パパ、政兄、照兄、謙信パパの姿が自然とバックにぶわぁぁて見えてくる、気持ちとセリフがリンクしてくるんですよね。せっかく1年かけてじっくりとその人たちの人生を描くことができる大河ドラマなんだから、せめて主要メンバーに関してはどこか一部分でもそういう感情をもてるような人物設定の演出をしてほしかったです。ホント「もったいない」の一言に尽きます。


景勝を倒し春日山城(本丸)を手に入れるという決意を固めた景虎様。この姿に遠山も「見せ掛けの虎だと思っていたが、大将にふさわしい」と景虎への印象が変わります。

景虎様が天を仰ぐ姿とか、出陣の号令をかける姿だとか凛々しすぎ。

【がんばったで賞】は華ちゃん。一途に景虎様を信じる姿。その想いを伝えようと華奢な体でしかも命がけでぶつかっていく彼女はとてもステキです。景虎様は華ちゃんの存在にどんなに助けられたことでしょう。この天地人の中で誰よりも固い揺るがない信念を持っている子だと思います。

【不憫で賞】はもちろん直江。相も変わらず妻お船とひよっこカネタンの密会は続きます。山下直江はとてもそんなことに気づかないにぶちん君だろうと思ってたら今回その現場を見てしまいました!!!しーかーも、そんな場面を見ても「あっなんか会話してる」ぐらいにしか考えないようなぬるい男だと踏んでたら、どっこいどっこい微妙な表情を見せてくれました。かなりこれは予☆想☆外☆
なかなかやるじゃないか山下直江。やはり直江は直江だったか!(なんのこっちゃ)

【やっぱあんたわかんないよ賞】はカネタン。織田との戦いでは人を斬れないと悩んでたのに。少し前までは同じ上杉軍の仲間だった景虎様方の兵はふっつーに斬れるのね。



第10回「二人の養子」 [天地人]

「イケメン」

イケメンって・・・イケメン貴公子って・・・しょっぱなから爆笑。悶えまくった。そーね、今回は景虎様のご紹介をするのでそれにあわせた言葉を探した結果そうなったのね。そっか、それならしょうがない。間違いなくイケメンだもの。


それにしても、大河で堂々と「イケメン」の称号をいただいてしまった。


晴家突進の続きでしたね。
ねーさんがんばります。勢いよく切り込み、力の限り景勝側の家臣をなぎ倒していきますが、大人数相手に勝てるはずもなく討ち取られてしまいました。
景虎様を慕う心が強く、おまけに遠山につつかれたこともあり、謙信の遺言は「ウソ」だと思い込み(実際にウソでしたが)、一人突っ走り思いっきり景勝・上田衆(カネタン)を睨み付け憎しみながら亡くなってしまいました。

「遺言はウソだ!」と叫ぶ晴家を見ながらカネタンはさぞかしビクビクしてたことでしょう。
(バレたの??ちょ、待ってよ、うちの殿はそれ知らないんだから。ってかボク以外はここにいる誰一人も知らないはずなんだからヤメテヨー)


景虎様、景勝に自分が指示したことではないと弁解しにいきます(ちょっと晴家かわいそう)。しかしカネタンから「その言葉を信じていいのですか?」と突っ込まれてしまいます。プライドの高い景虎様、その発言にムッとしますが、ひとまずこの場では「御屋形様の子、偽りなど申しませぬ」と景勝に告げるという大人の対応で収めました。


自分の意思で景勝のところへ出向いたのかと思いきや、実際のところは仙桃院からの助言により余計な争いを避けるためにわざわざ足を運んだという形だったんですね。

「納得している気持ち」「納得しようとする気持ち」「納得できない気持ち」が複雑に絡み合い、景虎様の発言が、言う相手によってバラバラになって来ています。

謙信公の遺言だからそれに従い上杉を支えていこう
上杉の中で無用な争いなどを起こしてはダメだ
華と道満丸と義母上がいることで十分だ
同じ兄弟なのに自分が下なんだ
つーか、なんで兼続にあんなことを言われなければいけない


御屋形様の葬儀にあたっての役割を発表。
直江・・・なんか偉そうな位置にいるじゃない。そんなところに座っているから直江と景虎様大接近。サービスショットでしょうか?今回明らかにこちらを意識したシーンが多いような気が・・・
景虎様の態度を見て「立派だ」「これで上杉は安泰」と満足するお万の方と仙桃院。ウソついて景虎様をそんな立場にさせたくせによくそんなことが言えるなぁ。うーーー、くやしい。
そんなことしなくても景虎様は引く気があったのに、余計な遺言のせいで「選ばれなかった(自分は必要とされなかった)」という孤独感を強めて荒んでいったんじゃないかぁ。


お船とカネタンの密会。
ちょっとお船さん、あんた人妻でしょうが。カネタンが景虎様を問い詰めた件に関して怒ってるみたいよー、と告げられます(by華ちゃん情報)。
「だって、あーしないと他の上田衆がだまってないから~。景虎様の為でもあるんだからね」と言い訳をします。問い詰めたことは別にいいと思いますけど。だってカネタンにとっては殿は景勝なんだから、自分の殿に刃を向ける気はなかったということをはっきり宣言させなければいけないでしょう。上田衆がどーこーじゃなくて、そうするのが役目だと思います。じゃなければ景勝の側近としてどんな場面でも常に隣にいる意味がないでしょ。


遠山の揺さぶり攻撃が始まりました。
遠「晴家は景勝側にそそのかされたんですよ(実は私が煽ったんですけどね♪)」
虎「馬鹿なことを言うな、景勝はそんな人じゃないよ。私のことを信じてくれてる」
遠「景勝様はそーだけど、周りの家臣がね~」
虎「(はっ、カネツグか?もやもやもやもや)」
遠「先手をうったほうがいいと思いますよん♪」

樋口そーえもんパパと二人の子供の黒い会話が始まりました。
「本丸を押さえろ。世の中銭や。金さえあればなんとかなる。
景虎様の密書を手に入れた、北条と繋がっているかもしれない。あいつを信用するな。
争いになってからでは遅いのだ、今のうちに金を~~!!!」
そーえもんさん突然キャラ変えですか?あなたのほほんとした家族思いのただの田舎の勘定方じゃなかったんですか?ドス黒すぎるんですけど!!!

カネタン、景勝に本丸に行くように進言しますが「景虎を疑って裏切るようなことはできない、下がれ」と拒否します。殿はこんなにまっすぐな人なのに・・・
黒パパの黒い人生論により殿の言葉を無視して本丸を落としにかかるカネタン&与七。

「なんか今夜は胸騒ぎ」と紅い月と共にお船が登場。わざわざ出す必要はないと思ったが、さらに出る必要のない直江登場。あ・・・またサービスが・・・・。絶対仕組まれてる気がする。まんまと乗せられてる気がする・・・。


景虎様と華ちゃんの会話を盗み聞きする遠山。
虎「景勝は私を追い出そうとしているのか」
華「遠山の言うことなんか信じちゃダメです。北条の息が係ってるんだわ」
虎「北条の者だから信じられないのか?私も北条の子ぞ!!!」飲んでた酒を投げ捨てます。

もともと「人を信じる、信じない」に関して敏感な景虎様。さらに今は疑心暗鬼真っ最中なので頭の中はぐるんぐるんです。華ちゃんはそんなつもりで言ったわけではないけど、今は聞き入れてもらえません。
そんな最悪な状況で遠山が追い討ちをかけるかのように「上田衆が本丸目指してる」旨を伝えます。

上田衆vs景虎様方一派
早速上杉軍団が分裂して殺しあうのか~、とハラハラしてたら「そーれっ」と谷(崖)に落っことしていくという戦い方・・・。何だそれ?一人くらいたまたま落としてしまった、というのならわかるけど、敵みんな落っことすんかい!みたいな。拍子抜け。というか間抜けな争い。えーーー、ありえないんですけど。

本丸に景勝方が押さえたという証の松明が灯ります。
それを見つめる景虎様。「私は信じてたのに・・・裏切られた」と悲痛な表情。華ちゃんも本丸の様子を見てショックを受けてしまいます。涙。

景勝よりカネタンへ「ご苦労であった」とねぎらいの言葉。
本当はこんなことは望んでいなかったけれど、自分の家臣が起こしたこと、自分も止めなかったことであるから、それが達成されたことに上に立つものとしてかけなければいけない一言をとても辛い表情で語ってました。実際景勝はどんな気持ちだったんだろう?

カネタン「これ以上春日山を血で汚したくありません」
お前がそれを言うか!!(本日二度目)。棚上げな人たちが多すぎです。自分たちをいい人に見せたいんですか?そもそも崖から突き落としただけなので、血なんか見てませんよ。

仙桃院の元へ駆けつけるカネタン。
仙「今回の事はとめる手立てはなかったのか?」
カネタン「申し訳ありません、ただこれ以上事を大きくしたくありません」
って・・・・・とめるも何も兼続が巻き起こしたことじゃないか~。

仙桃院が景虎様にその旨をお願いしようと告げたところ(こんな事態になってしまっているのに仙桃院が何かを言ったところでおさまらないと思うんですが)に、景虎様登場。
若干スローモーション的に現れてきます、怒り具合がにじみでてて冷たい表情がたまりません。
刀を抜き、プルプルカネタンに対峙します。(そんな時でも相変わらず赤い髪留めがかわいらしい)

その状況を見つめる遠山のうれしそーーーな表情。悪やなぁ。

今回の演出ではウニョーンウニョーンと浮き上がってくる人の顔と、ぼわーんとフェードアウトしながら次のシーンが現れてくるというのが多すぎてうざったかった。疲れるんだよね。


主人公なのに今回はカネタン完璧に悪役でしたね。とてもじゃないけど正義のかけらも感じられませんでした。優秀な軍師というのは優しさじゃやってけません、非情じゃないと軍(国)を守ること、勝ち上がっていくことなんかできないので、できればその姿勢でこのまま貫いていって欲しいくらいです。今までのカネタンに魅力なんてものはなかったけど、今回はぐっと頼もしさが感じられました。
(景虎様派としてはとても憎らしいですけど)

次回「御舘の乱」泣

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